<バックアップ用ディスクのパーティション設定>

 何度も念を押しますが、cfdiskで指定するデバイス名は次の通りです。

/dev/hda:プライマリ・マスター
/dev/hdb:プライマリ・スレーブ
/dev/hdc:セカンダリ・マスター
/dev/hdd:セカンダリ・スレーブ

 こちらのテスト環境ではプライマリ・スレーブに接続しましたので、cfdiskで/dev/hdbを指定することによってバックアップ用ディスクのパーティション設定が可能です。

 GTR# cfdisk /dev/hdb を起動すると以下の画面が表示されます。

 おっと、既にパーティションが設定されていますね。ということでここの説明は終わりです。。。というわけには行きませんよね。皆さんの環境では新規ディスクだと空っぽだと思いますが、Windowsで利用していたディスクだと、FSタイプがFAT等になっていると思います。WindowsとLinuxを共存させたい場合はFATパーティションは削除しないで下さい。尚、ここではLinuxで全領域を利用することを前提に説明しますので、既存のパーティション領域は全て[ 削除 ]で消去することにします。

 STEP.1 TABキーで[ 削除 ]アクションへ移ります。参考までに"d"を押すとTABキーの[ 削除 ]アクションの選択とリターンキーによる決定が行なえます。

 STEP.2 リターンキーで実行します。ここでhdb1は、領域タイプは"基本/理論"が選択できるようになり、FSタイプは"空き領域"に変わりました。尚、この時点では、ディスクへの書き込みは実施されていないので、[ 終了 ]を選択、もしくは"q"入力することにより、変更せずに終了することができます。

 STEP.3 CTRL+"B"で一つ下のhdb5を選択し、TABキーで[ 削除 ]アクションへ移ります。

 STEP.4 リターンキーで実行します。これで空き容量のトータルが14,336.67MBになりました。尚、hdb5が削除されていないように見えますが、hdbに続く数字は論理領域の場合、5からシーケンシャルに利用する命名規則があるので、現在のhdb5はhdb5を削除する前のhdb6となります。hdb6も同様で現状ではhdb7だったSWAP領域となっています。

 STEP.5 あとは繰り返しで全パーティションを削除しましょう!以下は全パーティション削除後の画面です。

全データを削除して良い場合は、TABキーで[書き込み]を選択しリターンキーを押します。すると、確認のため、以下の問い合わせがあるので、ここで"yes"を入力することにより初めて更新内容がディスクに反映されます。
パーティション情報をディスクに書き込んでもよろしいですか?(yes または no): yes

 STEP.6 さてお待たせしました。ここからが本番です。以下の通りパーティションを設定する手順を説明します。
デバイス名 領域タイプ FSタイプ 容量(MB) ファイルシステム
hdb1 基本領域 Linux ext2 4,096 /(root)
hdb5 論理領域 Linux ext2 10,240 /home
hdb6 論理領域 Linux ext2 781 /var
hdb7 論理領域 Linux swap 247 スワップ領域

[新規作成] ⇒ [基本領域] ⇒ で以下のサイズ指定が行なえます。
サイズ (MB 単位): 15364.82
基本領域には4,096MB割り当てるので、15364.82を4096に変更してりターンキーを入力します。
次に以下のメニューが表示されるので先頭シリンダーということで[最初から]を決定します。
[最初から] [最後から] [ 中止 ]
ここで表示されたのが以下の画像です。

また、hdb1から起動しますので、[ブート可]を選択してブートフラグを付けましょう!

あとは同じようにパーティションを作成していきます。尚、CTRL+"B"を押してhdb1から1行下の空き領域を選択しなければ、[新規作成]メニューは表示されませんのでご注意を。。。残りの3つは論理領域に作成するため、[新規作成] ⇒ [論理領域]を選択して作成します。
この作業が終わり表示されたのが以下の画像です。

おや、前の表示と若干違う箇所があります。FSタイプが"Linux ext2"が"Linux"になっているのは、mkfsすれば変更されるので問題ないのですが、hdb7が"Linux swap"に設定されていないのは、FSタイプを選択して変更する必要があります。CTRL+"b"とCTRL+"p"を使いhdb7に反転文字を合わせ、TABキーで[FSタイプ]を選択してリターンキーを入力します。すると、FSタイプの設定可能な一覧が表示されますので、"82 Linux swap"の82を"ファイルシステムタイプを入力してください:"で指定します。これで最初のパーティション設定と同じになりました。

あとは、[書き込み]を忘れずに行ないcfdiskを終了します。すると以下のメッセージが表示されますので、システムをリブートしましょう!

GTR# reboot